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モーツァルト セレナータ ノットゥルナ k239 鈴木秀美 OLC オーケストラ・リベラ・クラシカ (番外編 ハイドン音楽史 以外)
2021年10月30日 交響曲No.59とNo.45の間の2曲目に収録。番外編としてレビューする。この曲は、アントニーニの第10集 No.6〜8の最後にも収録されていた。(以下は過去のブログのリンク)
http://mistee01.blog118.fc2.com/blog-entry-1401.html
上記のレビューでは、第3楽章 のカデンツアの部分で、No.6〜8のハイドンの作品からの引用を記載した。こちらの演奏は、ハイドンからの作品の引用はない。
アントニーニ録音は、T ファイの程、近接音は入らないがそれでも、かなり、指揮者のすぐ前で演奏している録音だった。一方、こちらの方はNo.59と同様で、ホールのやや前の前列の方で、中央で聞いている雰囲気。No.59のFinaleでも記載したが、hr.などは、直接音以外に間接音も入っている。ある意味、管楽器の残響が豊富に入った録音。
この曲は弦の各パートのsolo とそれ以外のリピオーネを含めたtuittiが交互に入る。写真を見るとvn.の奏者は合計8名なので4名ずつ。第2vn.は第1vn.と同じ人数になっている。Soloで2名のvn.パートで第2vn.の左側の音が余り、はっきりと聴こえない。スコアまで詳細はチェックしていないが、vn.のパートはユニゾンではなく、分かれている箇所が多いのか? それに対して、timp.は1名だが、弱音から強音までレンジが広いのがよくわかる。残響が多い録音だがtuittiでの弦のピチカートなどの音は、艶のあるような強弱のある音色が残響を伴ってよくわかる。録音がよいのと相まって、アントニーニとは違ったさわやかな印象。
(タグとして2021年11月3日とする)
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番外編 チマローザ 宮廷楽士長
アントニーニのシリーズ第4集で、最後の収録にチマローザの宮廷楽士長が収録されている。主に今までハイドンの交響曲を主体に執筆してきた。その中でクレメンス クラウスの ハ短調交響曲に引き続いて、レビューを書いてみる。
初めてこの曲をCDで聴いたとき、余りにも面白かった。ありがたいことに、ライナーノートには、本来のイタリア語に加えて、英訳が書かれている。あらすじは私には詳しくは分からない。しかし約22分の時間の曲で6曲から構成されている。CDでももちろん面白い。しかし同じ奏者でYOUTUBEの映像がある。(下記のアドレス)
https://www.youtube.com/watch?v=jxOd3eHUUSw
CDよりも音質は多少落ちるが、歌手のしぐさなどがよく分かる。歌手が身振り、手ぶりを交えて、動きながら歌っている。CDだと音源が左右に微妙に動いているのはもちろんわかる。しかし映像だとこの動きが伴うので断然面白い。
オケが伴奏に回っているときも、歌手のソリストは、表情豊かに指揮者と並んで動いている。最後のFinaleもアントニーニと一緒に、指揮をしている仕草なども面白い。
CDの第4集の副題は 「IL DISTRATTO」になっている。ふざけたニュアンスっもあるが、アンコール風に最後に持ってきたのは正解だ。
さらに検索してみたら、指揮者のいない映像もあった。
https://www.youtube.com/watch?v=aikHbdASlBo&t=49s
上記の映像は、舞台の一部が動いているなど演出も面白い。歌手の代わりにオケが伴奏に回るが、コンサートマスターが担っているようだ。歌手がステージ下でオケと一緒に動き回るシーンも興味深い。
(タグとして2020年6月14日とする)
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ヨーゼフ・マルティン・クラウス 交響曲 VB142
2020年3月28日 ジョヴァンニ・アントニーニ カンマ―オーケストラバーゼルの3曲目で上記の曲を聴取。この作曲家の作品は初めて行く。下記のブログに、譜面を含めてレビューが記載されている。この中で、ハイドンに献呈された曲とある。作曲年代は、No.79から81の頃より少し前の様で、この曲の影響をハイドンは受けたとのこと。
http://micha072.blog.fc2.com/blog-entry-2417.html
(タグとして2020年3月31日とする) |
2022年2月13日 追記 |
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