音楽聴取記録(交響曲の聴取 各曲の聴取記録 通しNO.8


No 
Hob.
No.
 
通称名   作曲年 調性   楽

 fl  fg trp  cl  timp   cmb ランク    聴きどころ、ポイント
 8 20    1760-61 F 3 1760-61 1760-61 D Alleglo 展開部でのカノン風の扱い方
       1 F Alleglo
       2 Andante ma non troppo
       3 F Alleglo molto
 Allegloの第1楽章は、比較的展開部が長く、カノン風の扱い方に興味がある。第2楽章の短調は、しっとり。しかし、前の第20番と比較すると、細かい動きや音色の変化が少ない。
 ドラティは、第3楽章のテンポがゆったりとした雰囲気。
1月13日、スコアを見直しながらの再度、聴取。提示部は第2主題がはっきりしない中で、属調の経過部が長いのは、この頃ある典型的なスタイル。比較的展開部が長い点をスコアでチェック。55小節の提示部に対して、展開部は、57小節とこの頃としてはかなり長いことが判明。
 2010年12月5日 ディビス盤を聴取。初期の頃の典型の曲。改めて、聴き通しても、同じ印象。cmb.は、ドラティ盤と同じぐらいに大きめ。第2楽章は、この盤を特徴とするように、テンポはゆっくり。第3楽章も同様。
 UPスコアを見ると、ob.のパートが記載なし。しかし演奏ではかなりユニゾンあり。この違いは、今ひとつ、分からない点が多い。
ob.の旋律は、vn等の他の楽器常にユニゾンでもなさそう。かといって、もしob.のsoloが1箇所でもあれば、恐らく楽譜に何らしかの明記がされていると思う。しかしディビス盤の演奏でもsolo演奏はなし。参照しているスコアは恐らく旧全集で、ob.パートが欠落していたもの。スコアの版によっては、ob.パートがあるらしい。
 2013年2月3日 追記。ホグウッド盤を聴取。
今まで3者の演奏を聴いてきた中で、ob.のパートがはっきりしないと思っていた。この演奏では、小編成でもあり、細かく聴き取れる。パートの位置づけとしては、これまで聴いていた通りで、soli.の部分は少ない。
 2015年2月20日  ゴバーマン盤を聴取。No.10に引き続いて聴取。第1楽章のT17から2つのvn.の掛け合いが聴き所の一つである。各パートは分かれて旨く聴かれるが、元々ランクを低く評価していることもあり、特徴が少ない。
 2019年2月17日 エルンスト・メルツェンドルファー ウィーン室内管弦楽団 20番を聴取。録音によるでき、不出来に差はあるが、この曲に関しては良い。終楽章は概してテンポは遅めだが、この曲も同様。全ての繰り返しを採用してもこの演奏でも3:08。 曲全体で大きな特徴は余りない方に属すると思うが。再現部の終わりT93でcodaに向けて一旦、終始をする部分。ここでは少しずつテンポを落として間を取っている。他の指揮者も採用することが多いが、メルツェンドルファーでも丁寧に実施。元々finaleのテンポが遅いのも相まって、この後に続く第1主題の明るい華やかさと旨く対比されると思った。打楽器群が入らず、管楽器と弦楽器のバランスがポイントのひとつとなる。ob.のユニゾンも適宜で、Tuittiの部分ではob.が補強的ながらも明白に聴き取れる。それに対してTuittiでなく、弦が中心の部分にob.は入らないが強弱の対比は良好。