Johanees klumpp Heidelberger sinfoniker 20番
2021年10月26日 Johanees klumpp Heidelberger sinfoniker 18番を聴取。No
2 から引き続く。No.2と同じC調が続く。こちらの方は、4楽章でNo.2より少し長い。収録順番としても、こちらが後に来る方が、後半の残りの2曲No.17と19も合わせるとバランスが取れていると思う。曲によっては、打楽器群がはいる演奏もあるが、こちらは入らない。打楽器群が入らないが、厚い響きの低弦も加わって、打楽器が入っているような雰囲気。冒頭から8分音符の低弦が刻むように支えている。
それに対して第2楽章 Andannte は弦楽器のみ。No.2と違って緩徐楽章では音色に変化が富み、低弦はピチカートで開始。しかし一部の箇所は、弓で弾く部分もある。珍しくva.の分奏もある。この楽章全体を通して、柔らかい音量と音色が中心になっている中、音色の微妙なニュアンスもうまく表現。
曲想に合わせたのか、あるいはたまたまなのは不明だが。第3楽章では指揮者の息づかいまで聞こえているような迫力ある音が入っていると思った。
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