通
No |
Hob.
No. |
通称名 |
作曲年 |
調性 |
楽
章
数 |
fl |
fg |
trp |
cl |
timp |
cmb |
ランク |
聴きどころ、ポイント |
6 |
27 |
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1757頃 |
G |
3 |
- |
1 |
- |
- |
- |
(1) |
C |
sicilianoのピチカート |
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1 |
G |
Alleglo molto |
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2 |
c |
Andante:siciliano |
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3 |
G |
Presto |
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2010年11月29日 ディビス盤を聴取。
AllegloとPrestoの展開部と再現部は繰り返しあり。cmb.がAllegloではドラティ並に、かなり大きめ。再現部では第1主題がかなり拡大されて規模が、提示部よりやや大きくなっている。
cmb.の扱いは、Andanteになる逆に控えめ。Cmb.の装飾効果は印象的な分、やはりドラティ盤を薦めたい。(オブリガート風の即興的な旋律が効果的)
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2013年1月28日 追記。ホグウッド盤を聴取。 Allegloの冒頭は、クレッシェンド風に強弱をつけている。第2楽章のsicilianoはcmb.が入らず。低弦のピチカートを生かすためか?
第3楽章は音の跳躍が聴きどころ。しかしひとつ前のhob-No.-4と比較すると音の跳躍は、やや不足。調性は同じシャープ系で類似をしているが、全体を聴き通してみても、No.4に引け目はとらない。ランクはBとしてもよい感想は同様。
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2015年2月18日 ゴバーマン盤を聴取。Andante:siciliano では、cmb,がストップ音で参加。
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2017年3月1日T.ファイ No.27を聴取。No.26.27.42の3曲セットの1枚から、作曲順にNo.26から聴取。自分なりの作曲順番の通し番号だと、No.6〜8シリーズよりも前の6番目。エステルハージ副楽長よりも前の時代。Cmb.が最初から入っている。No.40の第1楽章の冒頭を最初に聴いたときの印象によく似ている。すなわち f で上行する圧倒的な旋律から開始する。序奏もなくいきなり聴取者にインパクトを与えてくるような雰囲気。T1の第1vn.を中心とする旋律はもちろん、主役を担う。しかしそれ以外に、第2vn.の16分音楽音符のトレモロにも注目。この刻むような鋭い持続的な緊張感は、第1vn.を支えるように、15小節にも渡って続く。(さすがに低弦は8分音符となるが)
2小節の経過的な部分を挟んで、経過動機あるいは第2主題と思われるシンコペーション風にT18から続くスラーを4分音符の柔らかい部分の雰囲気が急遽登場。冒頭の圧倒的なものと明瞭な対比が続く。ファイの演奏は、冒頭の第2vn.のトレモロの切れ味がよいのでこの対比が良い。T99からの第2主題?は短調風の暗い雰囲気が伴うが、この当たりの部分は、後年のNo.46. 第1楽章 T48の部分を予兆させる。
Finaleは112小節で全てを繰り返してもファイの演奏で2:20とすぐに終わってしまう。Prestoのテンポを守りエネルギッシュに終わる。第1.2vn.が音程を少し話して上行していく旋律は、16から32分音符にさらに細かくなり一気に終わる。初期の交響曲ではあるが、スコアの背後に隠れている旋律の面白さを、現代の楽器と解釈で表出させてくれる演奏で、No.40と供に評価を上げたい。
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2019年2月14日 エルンスト・メルツェンドルファー ウィーン室内管弦楽団 14番を聴取。過去のファイ盤では第2vn.の16分音符の切れの良い旋律を記載した。こちらは対向配置でないため不明瞭。(譜面あり)
http://mistee01.blog118.fc2.com/blog-entry-789.html
冒頭の第1主題は第1vn.が中心ではあるが、管楽器のob.とhr.が入っている。メルツェンドルファーでは冒頭からob.が手前に強調されて入っている。あたかもNo.38のob.協奏曲に近いような感じ。ここまで聴取した曲に関しては、旋律を重視したバランスが適度な点を記載した。しかしこの曲に関しては、伴奏に回るような立場のob.も常に前面に強調されている。録音によるかもしれないが、弦楽器の音量も不足気味。同じ管楽器のhr.もob.と同じ動きの箇所がある。しかしhr.はあくまで常に伴奏に徹している。Finaleもやはりob.が前面に押し出した演奏。録音のバランスが悪い印象に終始。(No.18ではob.が自然な雰囲気で録音できていたので残念)
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2019年9月15日 27番Bela Dorahos B ドラホシュ Nicolaus Esterhazy Sinfonia を聴取。ホームページの不具合から、しばらく聴取が途絶える。旧パソコンでインストールしていた、各ソフトの中で、PDF閲覧関係も変更。再インストールする。
ウオード盤は、NAXOS全集の追加購入で終了。ドラホシュ盤で、No.27、28、31などが残っている。残りはマロン盤の3枚が、今後、聴取の予定となる。Naxosのライナーノートには、このオケの写真が掲載されていないため、奏者の数が不明。cmb.は適宜入っている。この曲は、ごく初期のこともあり、冒頭からすべて入っている。繰り返しも全て採用。繰り返しの後半は、緩叙楽章を中心に、cmb.は装飾が適宜入る。
メルツエンドルファーの全集では、この曲に関しては、録音がとても悪く、特に管楽器のob.が全面に出てしまい、あたかもob.協奏曲のような印象だった。こちらの方は、録音は通常通りで違和感は全くない。vn.の奏者が7名に対して管楽器は2名ずつだが、弦楽器と管楽器のバランスも良好。Tuittiでの弦楽器と管楽器の奥行き感も問題ない。T ファイ盤では、冒頭から対向配置を生かして、第2vn.の16分音符の切れの良さを記載した。(下記のブログ)
http://mistee01.blog118.fc2.com/blog-entry-789.html
ドラホシュ盤では通常通り。第2楽章のAndante Siciliano のテンポは、思ったより少し速め。Va,以下の低弦は、すべてピチカートで管楽器も休む。2つのvn.も、第2vn.は、第1vn.よりも、音域が高くなる箇所がほとんどなく、伴奏に徹している。対向配置でないため、2つのvn.が一体となるが、第2vn.は音量を常に控えているのもよい印象。
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